内装用装飾パネル製品

この製品は、漆絵、蒔絵、金箔、沈金、と言った漆の伝統技術の他に、西陣織や友禅等の伝統技術、更に和紙と漆のコラボ製品も加えた高級装飾パネル製品です。

製品の特徴

この製品の最大の特徴は決められたデザインを基に、表面に描かれる絵や色・模様、パネルのサイズ、他 殆ど全てを職人の工房(工場)で製作し、後は現場に取付けられるだけの製品となっている事です。
パネルサイズは最大で3,000×1,500の大判サイズが可能となっています。
パネルはハニカム構造なのでとても軽量で、大人2人で持ち運びが可能です。

日本における漆の歴史

  • 日本の漆は9000千年前の縄文時代には装飾材料として使用されていた様です(北海道の遺跡から出土した)。
  • 飛鳥・奈良時代には仏具や仏像の製作に使われ、平安時代には豪族貴族がこぞって蒔絵、螺鈿、金箔を加えた豪華な芸術品を作らせています。更に手箱等の小物だけでなく神社・仏閣(中尊寺金色堂)にも使用される様になりました。
  • 鎌倉時代になると漆工芸の技術が進み各地で特色ある漆塗りが勃興する様になりました。
  • 室町から戦国時代は各地の守護大名が大きな勢力を持つようになり様々な物や城郭建物にも使用されていきます。また、漆の技術や文化も更に発展し、美術工芸品として高い価値のある物が多く造られ海外にも輸出され始めた様です。
  • 江戸時代は日本のあらゆる文化が開花し、安定した時代でした。日本全国の大名が存在する所には、漆の文化もそれぞれ特色があり大きく発展した時でした。この時代の伝統工芸技術は現在にも受け継がれています。
  • 明治から大正時代は漆の芸術的な価値は認められていましたが、開国により様々な西洋の文化が取り入れられた時期で、漆の出番は以前より少なくなってきた感が有ります。
  • 太平洋戦争以降からは漆と言えば漆器を連想する様になって仕舞い、室町時代以降に花開いた工芸品や建築物の装飾として使用される事が殆ど観られなくなって来ました。
  • 漆の特質は表面を装飾する塗装材料だけで無く、接着剤、防腐剤、抗菌剤、の役割を持っている素晴らしい素材でもあります。

私達はこの様な歴史の流れを踏まえて、再度建物の装飾として使用される事を目的に新たな商品開発を目指すものです。  
私達が提供する商品は、単なる高額商品では無く、プレミアムな価値を有する気品と伝統に裏打ちされた開発商品で有ります。

写真はアルミハニカムパネルに色漆や蒔絵を使ってパネルにした製品。  
絵や模様のデザインは、デザイナーの感性や職人の技術を使い様々な製品を創造する。

大理石複合パネル 大理石複合パネル 大理石複合パネル 大理石複合パネル 大理石複合パネル 大理石複合パネル 大理石複合パネル 大理石複合パネル 大理石複合パネル 大理石複合パネル 大理石複合パネル 大理石複合パネル 大理石複合パネル

写真をクリックすると画像が大きくなります。または説明内容が表示されます。